《 G-SHOCKの輝き軌跡 》http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
“G-SHOCK”の開発から発売まで<1981年~1983年>http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
1981年、“G-SHOCK”の開発がスタート。当時、腕時計は“衝撃に弱く壊れやすいため取り扱いに注意を要する貴重品である”という常識がありました。“落としても壊れない究極の時計を作りたい”という開発者の思いは、当社の企業姿勢にも通じる“常識への挑戦”でした。“オールマイティタフ(どんな状況でもタフである)”という開発コンセプトのもと、200個以上の試作品を製作した結果、電子部品の一つ一つにゴム製のプロテクターを施し、それらの部品で構成したモジュール全体をさらにウレタン質のプロテクターで補強し、その上をケースプロテクターで覆う“トリプルプロテクト構造”を開発。初代モデル「DW-5000」が誕生しました。“G-SHOCK”の名称は、自由落下=重力(GRAVITY)という言葉が由来で、強い衝撃に耐えられる腕時計としての意味が込められています。http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
アメリカでのヒット<1983年~1990年>http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
1984年、アメリカでアイスホッケーの選手がパックの代わりに“G-SHOCK”を打つCMを放送。このCMに対して、誇大広告などを検証する人気テレビ番組がこのCMを採り上げました。CMと同じ実験の模様が全米に中継されましたが、“G-SHOCK”は正確に時を刻んでおり、実質志向の強いアメリカで耐衝撃性が認められました。太いアメリカ人の腕にフィットするサイズだったこともあり、アウトドア愛好家や消防士、タクシー運転手、警察官といった人々を中心に受け入れられ、1990年までにアメリカ市場において200万個以上を販売するヒット商品になりました。
一方、日本では、一部のアウトドア愛好家には受け入れられたものの一般的な認知には至らず、年間の総販売個数も1万個前後にとどまっていました。http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
日本でのヒット<1990年~1995年>http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
当時の“G-SHOCK”は、実用的な機能や耐久性が評価されているという状況でしたが、1990年8月に海外で発売した「DW-5900」は、従来の“G-SHOCK”にはない斬新なスタイルや近未来的な液晶グラフィックを採用したことにより、アメリカ西海岸のスケーター達を中心に受け入れられました。そして、彼らのファッションが日本の雑誌で紹介されたことで、日本でも“G-SHOCK”が注目されるようになりました。また当時、「DW-5900」が海外でのみ発売した商品だったということで、輸入小物として洋服店などに並び始め、ファッションに敏感な若者に徐々に浸透していきました。
その後、有名ミュージシャンやアクション映画の主人公が身に付けていたことから、“G-SHOCK”シリーズ全体に人気が拡大。歴代“G-SHOCK”の系譜を図解で紹介する記事が雑誌を賑わせ、生産を終了した過去のモデルにも注目が集まり、“G-SHOCK”ブームが沸き上がっていきました。日本の出荷個数は、1990年の約1万個から1995年には約70万個と拡大し、異例のヒット商品に成長。若者のファッションに採り入れられた初めてのデジタルウオッチになりました。 http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
G-SHOCKならではの活動を展開<1995年~2002年>http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
ストリートファッションのみならず、スノーボード、サーフィンなどのスポーツ、レゲエやジャングルといった音楽、ダンスやDJといったクラブなど、様々なシーンにあわせた“G-SHOCK”を提案。さらに、その認知度を活かし、環境保護団体やスポーツ団体などと協力し、その活動を若者に知らしめるなど、“G-SHOCK”でしかできない活動を積極的に展開。1997年には、日本で年間240万個を販売するなど“G-SHOCK”は若者文化に欠かせないブランドとして定着しました。また、若者文化のみならず、サッカーやヨットの大会など、世界最大級のスポーツイベントに“G-SHOCK”ブランドで参加するなど、そのブランド力は、世界的に通用するものとなりました。http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
電波ソーラー化<2002年~現在>http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
1998年にソーラー駆動システム“タフソーラー”を搭載した「DW-9300」を発売。2000年に電波受信機能“ウェーブセプター”を搭載した「GW-100」を発売。そして2002年には、電波ソーラー機能を搭載した「GW-300」を発売することで、精度と電池寿命という時計の基本性能のタフネス化に成功しました。以降、様々な“G-SHOCK”に電波ソーラー機能は搭載され、現在では標準的な機能として認知されています。
今後も“G-SHOCK”は、“オールマイティタフ”を追求し、進化を続けることで、時計の常識に挑戦してまいります。http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
《 G-SHOCK 主要モデル年表 》http://www.casio.co.jp/release/images/spacer.gif' />
発売年機種名特長1983年DW-5000世界初の耐衝撃腕時計1985年DW-5500※防塵・防泥構造を角型フォルムで実現1987年DW-5600※DW-5000の角型フォルムを継承したベストセラーモデル1989年AW-500※アナログとデジタルのコンビネーション表示を採用1990年DW-5900/DW-6000新フェイスデザインを採用した日本初のヒットモデル1993年DW-6300※200m潜水用防水機能を搭載した初代フロッグマン1994年DW-6600ELバックライトを搭載1994年国際イルカ・クジラ会議
記念モデル最初の環境活動協賛モデル1994年DW-520女性向け耐衝撃腕時計(Baby-G初代モデル)1996年Lover’s CollectionG-SHOCKとBaby-Gを組み合わせたペアウオッチ1996年MRG-100フルメタルで耐衝撃構造を実現 1998年DW-9300ソーラー駆動システム“タフソーラー”を搭載2000年GW-100電波受信機能“ウェーブセプター”を搭載2002年GW-300電波ソーラー機能を搭載2006年GW-9000※防塵・防泥構造に加えて世界5局の標準電波に対応